量は質へと変化する!

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On 4月 17, 2021, Posted by , In 未分類, With 量は質へと変化する! はコメントを受け付けていません

私の塾では、毎週一定の量の宿題を塾生の皆さんに課しています。

その分量をどの程度にすべきか?という問題は、いつも私を悩ませます。

学校の予復習を第一にと考えると、それに配慮した内容にしなくてはいけませんし、また実際に今までは、概ねそのようにして現在に至っています。

実は私の塾では、完全に理解した一定の量の英文を暗唱させています。従来は、暗唱のチェックテストの方法に一工夫を加え、塾生の皆さんにとってあまり負担にならないよう配慮をしてきました。

しかし、最近感じたことがあります。

ある一定の力を発揮するようになった生徒さんには、あるまとまったコンテンツを持つ長文(と言いましても100~150ワード程度)をそっくりそのままバックトランスレーション(※)するような課題にチャレンジすることも、時には必要なのではないか?と思い始めているのです。

(※日本語訳を見ながら英語を言ったり、書いたりするトレーニング)

これはある春期講習時のことですが、そこで解いた長文を完全に理解した後に、翌日までに、裏面の和訳を参照しながら、バックトランスレーションできるように宿題を課したのです。

すると、今まで穴埋め程度のチェックテストにしか触れてこなかった生徒さんたちが、目の色を変えて取り組んでくれ、翌日の全文テストにも、ほぼ合格できるようになったのです。

ある生徒さんは、このために何十回も音読したと言ってくれました。

もちろん従来までも、音読のことは口酸っぱくして言ってきたつもりなのですが、全文暗唱という方法はこれを越えるような効果があるのでは?と感じた次第です。

そして、このことを通じて、その生徒さんたちが少なからず自信を深めてくれたのではないか?と、一人一人の表情を通して感じ始めています。

もちろん、これはすべての生徒さんに当てはまるわけではありません。

英文の理解もおぼつかないような状態の人に、これを課しても、単なる丸暗記の作業にしかならないでしょう。

でも、ある一定の力量を持ち始めた方には、これほど力をつけてくれるものはないのでは?とも思うのです。

その課題の内容がその方にあったものであることが大前提なのですが、人が伸びるためには、ある程度の量が必要なのでは?と思っています。

そして、そのこなした量はいつしか質へと転換する日がくるのではないか・・と思うのです。

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