時・条件を表す副詞節内で使われる現在形とは?

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On 7月 3, 2020, Posted by , In 未分類, With 時・条件を表す副詞節内で使われる現在形とは? はコメントを受け付けていません。

今回は、私の書き上げた『応用英文法解説シート』より、以下の項目についての解説を抜粋します。

皆さんにお読み頂き、学習の補助にして頂ければ幸いです。

『時・条件を表す副詞節内の現在形』 (未来でも現在形?)

いきなり、『時・条件を表す副詞節』なんて、難しい表現が登場してきましたね?

分かりやすくするために、例文を挙げてみましょう。

 

(例文)

① ≪If it is fine tomorrow≫, we’ll go swimming.

もし明日晴れたら、僕たちは泳ぎに行く)

② The birds will fly south ≪when winter comes.

冬が来ると、鳥たちは南へ飛んでいく)

 

(解説)

①の文では、If it is fine tomorrowの部分に注目してください。中身を見ると、it=主役、is=動詞が含まれていて、更にIf it is fine tomorrow全体が一つのカタマリを作っていますよね?

このようにS(主役)とVを含む単語のカタマリを『節』と呼びます。

 

         節って? = SVを含む単語のまとまり

では、この『節』を、鉛筆で隠してみて下さい。we’ll go swimmingだけでこの英文は成り立ちますよね?ということは、この節は『副詞』の役目をしているわけです。

『副詞』の役目をしている『節』なので、短く言えば『副詞節』ということになります。

しかも、Ifで始まっているので『もし~ならば』という『条件』を表す『副詞節』となっています。

 

     副詞とは?=『付録』のことです。(なくても文は成り立つ)

➡さてこういった『条件を表す副詞節』の中では、未来の出来事を表す時でも、敢えて『現在形』で表現するというルールがあるのです

ですからこのIf節の中でもwill be ではなく、isを使っていますね。

➁の文はどうでしょう?when winter comesの部分は、中身をよく見ると、winter=S、comes=V

が含まれていて、更にwhen winter comes全体が一つのカタマリを作っていますよね?だから『節』です。

しかも、この『節』は消しても英文は成立しますから、『副詞』の役目をしている『節』、短く言えば『副詞節』というわけです。しかも、whenで始まっているので『~する時に』という『時』を表す『副詞節』となっています。

➡さてこういった『時を表す副詞節』の中では、未来の出来事を表す時でも、敢えて『現在形』で表現するのです。ですからこのwhen節の中でもwill come ではなく, comesを使っていますね。

でも何故、そんなルールがあるんでしょうか?

それにこたえるのは、ちょっと難しいです。やってやれないわけではないのですが、文法学者のお話しみたいになってしまって、皆さんの学習の本質には関係なくなってしまいやすいので、ここではやりません。

とにかく、ここではそんなルールがあるんだな・・くらいに受け止めておいてくださいね。

  • 時を表す副詞節には、他にどんなものがあるか?

 

before  

 

+S’+V’

S’がV’する前に
after S’がV’する後に
until S’がV’する時まで(ずっと)
till (同上)
as soon as S’がV’するとすぐに
by the time S’がV’する時までに(期限)

※こういった語(接続詞)で始まる副詞節に出会ったら、先ほどのルールを意識してくださいね。

 

注意!

本来なら、『時・条件を表す副詞節・・・』の説明はこれで終了としたいところなんですが、そうは問屋が卸(おろ)さないんですね!

大学受験レベルの英文法となると、プラスαがくっついてくるんですよ。

どんな事かと言いますと、ちょっと次の例文を和訳してみて下さい。

① I don’t know ≪if he will come back tonight≫.

訳:

② Please tell me ≪when he will come back.≫

訳:

訳せましたか?!

①番は、if ~は『もし~ならば』ではありませんよ。

この場合のif~は『~かどうか』と訳すべき節なのです。だって『もし~ならば』で訳すと、意味が通らなくなりますからね。

正解は『彼が今晩戻るかどうか、私には分からない』です。

このように、同じifでも使われる文によって意味が変わってくることがあります。

しかもこの①番の英文では、≪if he will come back tonight≫は、消してしまったら文は成り立たなくなります。だってI don’t knowだけでは何を知らないのか?まったくわかりませんから。

更にknow(~を知っている)という動詞は、目的語を必要とする動詞(これを他動詞と呼びます)です。ということは、この英文の中の≪if he will come back tonight≫は『副詞節』ではないのです。目的語の役目をしているので、名詞の働きをしていることになります。

だって目的語になれるのは原則、名詞しかないですから。

つまり先ほどの『未来の出来事でも、現在形で表す』というルールは当てはまりません。ですから、will comeと未来形になっていますよね。

➁番はどうでしょうか?

when~は『~する時に』ではありません。

この場合のwhen~は『いつ~するのか』と訳すべき節です。何故ならtellという動詞は『誰々に〇〇を伝える』という意味の動詞で、2個目的語を取ることが可能です。この文の場合でもtell meの後に『何を』に当たる目的語がこなくては意味が通りません。

つまりwhen~は目的語としてとらえるべき節です。『~する時に』と訳してしまったら『副詞』となってしまうのです。

では何て訳すのか?when~節が目的語つまり名詞の役目をする場合、『いつ~するのか』というように訳す必要があります。

よってこの文の意味は『彼がいつ戻るか、どうか私に教えて下さい』となるのです。更に名詞節ですから、未来の出来事は当然『未来形』を使って表現することになります。

 

IFやWHEN節には、名詞節 を作るものもある!

その場合は、この副詞節のルールは適用されないので、 注意すること。

 

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