2020年2月4日

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On 2月 4, 2020, Posted by , In 未分類, With 2020年2月4日 はコメントを受け付けていません。

伸びない生徒の原因

音読をやっているのに、なかなか成績が伸びない人がいるようです。何が原因なのでしょうか?伸びていない人には、必ずそれなりの原因があります。いくつか列挙してみようと思います。もし思い当たる節があったら、要注意です。

A: 音読が効果的であると本当には認識していない。

私が高校の教員時代に、ある春休みに1・2年のテキストを50回本気で読んで偏差値が10点上がった高校3年生がいました。またある夏休み、30回音読を真面目にやり抜いた人が、着実に力を上げていたという事実もあります。またこれは他校の生徒でしたが、知合いの子で、夏休み前に『どういう風に英語を勉強したらいいですか?』と聞かれたので、音読の話とZ会の『英文法・語法のトレーニング』を徹底してやるようにとアドバイスしたら、本当に真面目にやり通して、休み明けの模試の判定がものすごく伸びた子もいます。本人も驚いていました。

かの東進ハイスクールの今井先生は、高校時代、受験直前まで音読しかやらなかったと、本の中で力説していました。周りの友人が難しい問題集や参考書を解いているのを尻目に、彼は本当にそれしかやらなかったのです。

大切なのは、音読の効果を認識して集中して取り組むことです。集中して行う必要があります。
ですから、受験直前まで、音読中心の授業は継続することは大切です。もちろん同時に英文の仕組みの理解もチェックしていくことも大切ですよ。

B: 多少の音読はしてはいるが20回はやっていない。

20回というのは、英文の仕組みや流れが、しっかりと頭の中に定着するのに最低限必要な回数であることを認識して下さい。それに満たない回数しかやらずに、効果がないと言うのは言語道断です。いい加減に読むのはだめです。集中して音読することが肝要です。集中して行わないと効果は半減します。

C:音読する英文の理解が不足している。

英文が本当によく分かっていないのに、音読してもほとんど効果は上がりません。大切なのは、その英文をしっかりと理解しようとする姿勢です。その姿勢がない状態で、いくら頑張っても、本物の力はつきません。やはり和訳と英文精読記号をよく読み、じっくりと精読するしかないと思います。※SとVをまず発見し、また句や節を読む際に、どこまでが1つのパーツかをきちんと見極めることがとても大切です。その中でも特に前置詞句(前置詞+名詞)をきちんと発見することはとりわけ重要です。

ところで、いくら和訳が書いてあっても、ある英文については、文の仕組みやイディオムや語法のきちんとした知識がないと分かりにくい文は絶対にあります。よって『何でそんな訳になるのかなぁ?』と一度も疑問を持ったことがない人は問題があります。本気で理解しようとしたら、必ず疑問や質問が出てくるはずです。また当然ですがこちらが書く解説は、スペースの都合もあって完璧な説明ではありません。大切なのは、分かりにくい部分は、時には自分で辞書を引きながら考えることも必要です。あるいは、質問しても構いません。本気で分かろうとしたら、質問が全くないなんていうのは考えられないことなのです。きちんと理解する努力を自分に課さない者は、伸びないと言い切れます。

D:暗唱することばかりに気を取られて、字ズラだけを読んでいる。

暗唱しようという気持ちが先行すると、かえってよく考えずにとにかく覚えようとしてしまいがちです。それでは、どんなに暗記ができても力はつきにくいものです。その英文が本当にキチンと理解できてさえいれば、暗唱するのはそれほど大変な作業ではないことを知ってほしいです。何故なら、授業で課している暗唱は、暗唱といっても丸暗記ではないのです。日本語訳を見て英文を組み立てられればOKなわけです。そのためには、その英文が本当によく分かっていることが大切です。どんな人間でも、理解していないことを覚えるのは苦痛だし負担です。無理に行うと最後には気分が悪くなります。でもよく分かった内容を覚えるのはさほど大変ではないのです。人間は意味のあることには関心を示しますが、無意味なことを実行し続けると拒否反応を起こすのです。だから大切なのは、理解です。それから何度も音読することです。その結果として暗唱はついてきます。

最後に、どうしても暗唱が苦手な人へ。READ AND LOOK-UPという手法を取り入れてみて下さい。これは音読・暗唱の際にとても効果的な手法です。本文をフレーズ毎に、黙読(READ)して、次に本文を見ないで(LOOK-UP),口で言ってみるやり方です。単純ですが、この方法は多くの方が推薦しています。とても効果があるので、是非ともトライして下さい。

最後に、もしA~Dの中に、自分は入らないけど、それでもいっこうに成績が上がらないという人がいたら、そのときこそ個別の相談が必要になります。

 

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