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 過去形と過去進行形の区別をもっと意識しよう! 

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On 12月 3, 2021, Posted by , In 応用英文法コースチャレンジ問題解説,未分類, With  過去形と過去進行形の区別をもっと意識しよう!  はコメントを受け付けていません

英文法の演習問題を塾生の皆さんに解いてもらう中で、共通して間違いが多かった問題を取り上げ、このブログで紹介していきたいと思います。おそらく、ここで取り上げる内容は、不特定多数の学習者にも見受けられるミスだと思われます。

第1回は「時制」に関する内容です。

共通してミスの多かった問題を個別にピックアップしていきます。

Q1:( )内の動詞を適切な時制にして空欄内に書き入れなさい。

順子が今何をしているか知っています? — あ~、少し前に見かけた時は本を読んでいましたよ。  
Do you know what Junko ( ) ?  ( do )
— Well, she ( ) a book when I ( ) her a while ago.
(read / visit)

(正解)『見かけた』は過去形。『~時は本を読んでいました』は過去進行形にします。

Do you know what Junko ( is doing )? 

— Well, she ( was reading) a book when I ( saw ) her a while ago.

しかし、実際には『~時は本を読んでいました』を過去形にしてしまう人が多くいました。

「~を読んだ」と「~を読んでいた」という表現は、分けて考える必要があります。

Q2:( )内の動詞を適切な時制にして空欄内に書き入れなさい。

私は市内を見学していた( see the sights of the city) 時最中に、スカーフをなくしてしまいました。   I  ( ) my scarf while I  ( )  the sights of the city. ( lose / see )

(正解)『失くした』は過去形。『見学していた』は過去進行形にします。

I ( lost ) my scarf while I ( was seeing ) the sights of the city.

しかし、実際には後者も過去形にしてしまう人が多くいました。

「~を見学した」と「~を見学していた」という表現は、分けて考える必要があります。

このように、過去進行形にすべき時に、それをただ単に「過去形」にしてしまうミスがしばしば見受けられました。

実は日本語というのは、あまり両者を厳密に区別する習慣がない・・ということがその原因に挙げられると思います。

            進行形にすべき動作の見分け方  

    過去のある時点で,動作が進行中の場合 = 過去進行形にする    

これをなくすためには、日本文を読んだ時に、文中の過去の動作が「進行的」動作なのか、そうでないのかをしっかりと区別する意識が必要です。

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