皆さんは、もしかしてこんなお悩みをお持ちではありませんか?
- 英語の語順が未だに定着していない・・・
- 参考書の解説だけでは平板過ぎて、疑問がなかなか解消されない・・・
- 未だに品詞って何なのか分かっていない・・・
- 関係代名詞と関係副詞の違いがどうしても飲み込めない・・・
- 不定詞とか動名詞、分詞って一体何なの?何故必要なの?
- 学校の授業の進度が速すぎて理解が深まらない・・・
- 自分の学習したい文法項目だけを重点的に学びたいけど、市販の参考書は分厚すぎる・・・
- ”帯に短し、タスキに長し”的な参考書・問題集が多すぎて困っている
- 授業で習った文法を復習しようとしても、一人ではどうしたらよいのか分からない・・・
私は、県立高校の英語科教員として37年間勤務後、英語専門塾を開き、今日まで通算45年間様々な高校生・中学生の皆さんに関わってきました。
この度、今までの経験をもとに私自らが書き下ろした英文法教材『Back To The 英文法』(全41巻)をAmazon Kindleにて2023年5月10日より順次出版させて頂くことになりました。7月末までに最終の第40回までの全てを出版させて頂く予定です。1冊100円というお値段でお求めになることができます。
またAmazon Kindle Unlimitedでもお読みになることが可能です。
オンライン販売の詳細
① 出版について
全41巻構成という量の多さや、また一切業者を通さずに、自分の手で校正作業をしている事情もありまして、2023年5月10日(水)より、1巻目から順次出版をして参ります。本来であれば、全41巻入稿・出版完了の時点で皆さまにはお知らせをすべきとは存じますが、その点ご容赦頂ければ幸いです。
➁ 購入について
Amazon Kindleにてお求めになることができます。またAmazon Kindle Unlimitedでもご覧になることが可能です。各巻のお値段は100円となっています。なお、検索名は『Back To The 英文法』でお願いします。
お買い求めになる際は(序章)『英文のしくみ』からご購入をお願いいたします。この巻には、第1回~第40回の各文法項目を学ぶための基本的な考え方が書かれています。またその後は、第1回から順にお読みになることが理想ですが、ご自分の読みたい文法項目のみをお求めになることも可能です。
なお、特定の文法項目のみをご購入される際は、その文法項目の①から順にお買い求め下さい(※)。(※ 例:不定詞を学びたい方は、不定詞①、不定詞➁、不定詞③、不定詞④と学習をお進め下さい)
➁ 対象
ある一定の実力(※)をお持ちの方ならば、どなたでもご利用できる内容になっています。
(※英検準2級程度の実力以上、あるいは基本的な英文法が定着している方)
③ 目標
大学受験、あるいは英検2級、準1級受験に見合う英文法の実力を身につけることが可能です。
英文法教材『Back To The英文法』を作る際に私が大切にしたこと
本書‟Back To The 英文法” は、中級英語学習者向けの大学受験、英検2級以上、TOEIC600点以上を目指す方々のために書かれた英語学習教材です。
私(著者)は、英語科教師として公立高校で37年の勤務の後、私塾を開設して足掛け45年間に渡り、数多くの生徒たちを教えてきました。この教材は、これまでの経験をもとに、現場の学習者が躓きやすい点に焦点を当て、特に上記のような悩みをお持ちの方々のことを意識して、分かりやすく平易なことばで書きました。また、理解するだけでなく音読の大切さを身に染みて感じてきた一人として、音声トレーニングのための要素をも取り入れています。英文法というと、単に文法問題を解くことだけに特化した学習を思い浮かべる方も多いとは思いますが、本来の目的は受信力・発信力の強化にこそあると考えています。
本教材の特徴は以下の通りです。
① どんなに難しい内容でも、トコトン分かりやすく、語りかけるように解説しています。
② この教材一つで、英文法学習に必要なほぼ全てのactivityを網羅しています。
- 理解して問題を解くだけでなく、学んだ英文法表現を用いた暗唱例文を、その音声を用いてBack Translationすることに重点を置いています。(音声はYouTubeで視聴可能)
- 学習内容を定着させるために、レッスン毎に演習問題を50問近く載せてあります。
- 学習した文法項目の定着のためのポイントを集めたポイント集もご活用ください。
③ 中学基礎英文法が定着されている方なら、どなたでもハイレベルの英文法力を身に着けることのできる内容になっています。
④ 学習したい文法項目のみを学べるように、項目ごとにバラで購入できるようになっています。
※ただし、最初は必ず、序章の『英文のしくみ』をお読みください。
※また、特定の文法項目に焦点を当てて学習する際は、その項目の『①』から順にお読みください。
(例:動名詞①➜動名詞➁➜動名詞③)
⑤ さらに『第1回(時制の基本①)』以降には、英語学習の仕方についてのアドバイス等(Short Break) や、英語で聖書を読むコーナー(Coffee Break) を設けています。こちらもお楽しみください。
ところで、私が英語教師としての人生を歩み始めたきっかけは、クリスチャンとして聖書を読んでいる時に「これからの人生を、たくさんの若者達に本当の神様の愛を伝えて行きたい」と思ったからです。私自身は今日も神様の恵みの中、生かされ、たくさんの人々に出会い、そして皆様に支えていただきながら日々を歩んでいます。心から神様の祝福に感謝しています。その中で、自分がお役に立てることは無いか、できることは何かと考えた時、これまでの経験を生かした教材作りを思い付きました。
ですので、英文法を本格的に学びたい方や英語学習で困っている方々にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。
世間では、英文法は百害あって一利なしと言われていますが、しかし文法とはOS(基本ソフト)です。例えば、スマホが動くのは、OSという土台があってアプリを入れているからですよね。同様に、英語も「読む・話す・聞く・書く」の4技能も文法というOSの上に載っていると、私は常々考えています。文法というOSをしっかりとインストールし、その上で、音声を伴ったトレーニングをすることで、スピーキング・リスニングもエッセイライティング・英文読解のどれにもつながる英語力を身に着けていきましょう!
私自身の今までの歩み
長い間、多くの生徒たちと関わってくる中で、≪しっかりとした英文法力に支えられた英文の構造把握力≫ + ≪理解した英文・パッセージを、様々な音読活動によって英語のまま理解できるステージまで持っていく≫こと、このどちらも英語学習には欠けてはいけないのだ・・・という思いが常に強く私の中にありました。
少しだけ、昔のことをお話させてください。今から半世紀近くも前に遡ります。
大学受験を目指して勉強をしていた当時の私は、公立の普通高校に通うどこにでもいるような高校生でした。塾にも通わず、学校の教科書+通信添削を中心にして自らの受験準備を進めていました。また当時は、英語は訳読全盛期でした。なので、その通信添削でも、十数行近い長文を全文和訳しなさい・・などという問題が当たり前のように出題されていましたし、学校の授業も同じような内容でした。今の英語教育関係者が聞いたら、驚くような時代であったと思います。
当時の私の英語学習の時間の大半は、1つ1つの英文の構造理解、そしてそれを支えるための文法学習に費やされました。常に辞書を片手に長い時間をかけて1つ1つの英文に向き合っていた・・というのが実情です。しかし、私はそういう教育を受けてきたことを悔いてはいません。
確かに、今から振り返れば多くの欠点はあったと思います。しかし、いい点もありました。それは1つ1つの英文の構造、仕組みを正確に把握する力がついたことです。当時の高校生としては、たとえどんな難易度の高い英文であっても、読む自信が持てるようになったと感じています。これらはその後の英語学習を継続する上で大きな宝となりました。
その後、大学を卒業して教員になっても私の英語に対するスタンスは基本的に、その受験期に培われたものを軸に展開していきました。当時の教え子たちにも同じことを要求していったわけです。
ところが転機が訪れます。
長い説明は省きますが、ある時音読の重要性に目覚めたのです。それまでは、授業のほとんどを説明や演習に割き、音読はそれぞれが自宅で自主的に行うようにしていました。しかし、それでは生徒たちは一向に声を出して英文を読むなどと言う活動に向き合うことはありませんでした。英語の授業なのに、これって本当にいいことなのだろうか?自問自答が続きました。
その後、機会があって全国の様々な先生方の取り組みを見聞し、学び、数々のワークショップにも足を運ぶ中で、今までの自分が大切にしてきたスタンスだけではいけないのだということに気づいたのです。必死に吸収しました。同僚の先生方とも学び合い、お互いに切磋琢磨してきたというのが、私の教員時代の後半から退職、そして現在に至るまでの正直な姿です。
ある教え子の女子高生とのやりとりからも大きなインスピレーションをもらったこともあります。
彼女は、文法学習を一通りやり終えた後で、毎日1時間ほど、一定の量の長文を音読し続けたことで、飛躍的に実力を伸ばしていった1人でした。当初はそれほど目立つこともなかったその生徒は、その後英語では学年の中の誰にも引けを取らない実力を身に着けていきました。
今それらを振り返ってみて思うのは、大学受験期に私の英語力を形成してくれたものも、そして教員時代後期に私が目覚めたものも、英語学習という車の両輪であったということです。
現在、一概には言い切れませんが、学校教育では文法学習が影を潜めているように感じます。そして、それと合わせて英文を正確に読めない学生たちが増えているようにも感じます。さらには音読が叫ばれている割には、生徒の皆さんが音読に時間を費やす姿は見つけにくいのが現状です。
そして、話したり書いたりすることに主眼を置くことが叫ばれています。それ自体は素晴らしいことです。私が受験期に受けてきた授業内容と比べると、ある意味では羨ましい限りです。今の時代に英語教育を受けていたらなぁ・・と思うことも一度や二度ではありません。
でも、そういった学習に完全にシフトし切れず、その一方できちんと体系立てた文法学習にも重点を置き切れない・・といった中途半端な学習状況が一部で行われているようにも感じています。
文法学習の大切さについては、ある塾生たちがこんなことを言っていました:
- 『学校では、帰国子女のクラスに入り、みんな文法的なことは分かっているという前提で、授業が進んでいってしまい、自分が本当に分かっているのか、とても不安を覚えていました。でもこの塾にきて、文法学習が何故大切なのかがやっと分かりました。』
- 『中学・高校と、エッセイライティングやディベートを中心とした授業を受けてきましたが、一方で品詞って何なのか?さえも全く知らないような状況でした。この塾に来て初めて名詞・形容詞・副詞の区別を知るだけでなく、分かりやすい解説を受けて、それが英語力全般をアップさせる原動力となりました。』
こういった生徒たちは、学校の授業で身に着けた英語力を更に芯のあるものとすることで、不安を自信に変えていった人たちです。
でも、どうか誤解しないでください。私は、今の学校での英語学習は素晴らしい要素を含んでいると心から思っています。
しかし、大半の生徒たちは、授業を離れれば1日のほとんどを日本語の環境で過ごし、英語を生活の中で使う機会は非常に限られているのが現状です。そのような現実の中では、まず英文法を一通り学ぶこと、かつ1つ1つの英文を正しく読み取る力を得ることは学習者にとって必須だと感じています。
1つ1つの英文を正しく読めなければ速読はおぼつきません。1文1文の把握がいい加減なのに、全体としての文意を正確に把握できようはずもありません。
そこで、そのような経緯を経て、塾を始めて2~3年が過ぎた頃、まずはきちんとした英文法学習のための教材を作ろうと思い立ったのです。共にかなりの時間を費やしました。塾に来ることができる人たちだけでなく、勉強をしたいという思いさえあれば、日本中のどんな方たちにも活用して頂けるものを・・・です。
この土台の上に、私が勧める音読トレーニングを積み上げることで、一人一人の学習者の底力をアップしていって頂ければ・・・という思いがその原動力です。
なお、私の英語塾では日常的にこれらの教材を全員が学ぶことになっています。そして遅くとも高校2年生までに英語のしっかりとした土台を作ることで、多くの塾生たちが自分の夢に向けて大きく羽ばたいています。英語力は早めに身に着けることがとても大切です。是非一緒に学ぶことができることを楽しみにしています。
参考:当塾の卒塾生の進路実績
東京大学、東工大、筑波大、横浜市大(医)、横浜国大、東京農工大、順天堂大(医)、早稲田大、慶応大、上智大、ICU, 東京医科大、青山学院大等