2020年2月27日

2020年2月27日

私の塾の中学3年生の方が、この度英検2級の1次試験に合格しました。

彼は、小学生時代は全く英語の塾などにも通ったことのない人で、塾に来た当初はアルファベットのbとdを間違えてしまうほどでした。

最初の1年間は、家内が基本のイロハから教え、2年目以降は私が担当しました。

でも子供の伸びる力とは、凄いものです。彼は努力を怠らないタイプの性格でしたので、
よく教科書を音読し、何度も納得するまで覚えていました。結果、発音も英語に対する感覚もするどくなっていきました。

また一番、印象に残っているのは、よく質問をすることです。何かの問題や、意味不明な英文について、あるいは、リスニングの勉強のしかた・・・等などです。その点では貪欲でした。その都度、懇切丁寧に教えて上げました(と思っています)。

彼は塾に来てただ言われた通りの学習をするだけでなく、+αを求めたのです。

これは学校の勉強にも当てはまるかもしれません。

やはり勉強は、最終的には自分で納得してやるべきものです。
いつも受け身では、仮に成績が伸びたとしても、その人の将来は不安です。

もちろん、自分で勉強の仕方が分からない方には、誰かから丁寧に教えられる必要があります。でも、それを受けて、それを計画し、実践するのは他ならぬ自分です。