リンガメタリカとTED(2)
現在、リンガメタリカを話題の素材にし、関連スピーチ動画をTEDから探して聞き、
リスニング、音読、リードアンドルックアップ、サマライズ、エッセイライティング
を軸とした授業を展開中です。
今までに、扱った素材は、『グローバリズム』、『移民問題』、『携帯電話』、『環境問題』、『進化論と創造論』、『人工知能』、『遺伝子工学』・・と様々な内容に渡ります。
先日は、『脳死』関連の素材をテーマに選びました。
なかなか一筋縄ではいかないテーマだと感じました。
高校教員時代には、こういった専門的な内容を英語で読み、聞き、書いていくという授業をほとんど試みたことがなかったので、とても刺激的です。
1997年に日本では『臓器移植法』(旧)が成立し、脳死が法的に認められました。その後2000年代に入って子供の臓器提供も認められるようになったようです。
こういった医療分野に関しては、個人的に関心が薄く、『へぇ~』という驚きの連続です。
また、諸外国の中には、ドナーカードがなくても、脳死判定後に臓器移植が可能になるところもあるとのこと・・・目が点になりました。
しかし、そういった外国と日本の脳死、臓器移植をめぐる態度の違いには考えさせられます。
いずれにせよ、リンガメタリカに限らず、あらゆる社会問題に関して、英語で素材を発見し、それをもとに英語をスキルアップしていく手法は、とても面白いなぁと思っています。
いつか、これを私の塾の1つの大きな柱にできたらなぁ・・と密かに目論んでいるところです。