中学・高校の英語教員を退職された方々とのコラボレーションについて考えること(1)
人生100年時代に突入して久しいですが、退職後のキャリアをどう築いていくかという事は、大きな問題です。
私は、37年勤めた高校教員の職を退き、現在の英語塾を立ち上げて今年で10年目を迎えます。実は最近とみに、長年勤務された教職を退職された方々のスキルが生かされる場がもっとあってもいいのでは?と感じ始めています。
もちろん、ある方は再任用として勤務されたり、非常勤として働かれたり・・と様々な形態に移行されていかれると思います。
でも、もし自宅で自由な時間を用いて、オンラインで、個別で英語学習のお手伝いが出来、それがその方のスキルを活かすための一助になるとしたら、それは素晴らしいことなのでは?と考えています。
もちろんゼロから、初期投資をし、塾を立ち上げて、宣伝をして・・・などと始めていくのは、そう簡単にできることではありません。
でも、もし1つの既存の塾が中心となり、退職された教職員の方々にご協力を呼びかけていけたら、これからの時代において、非常に価値のあることなのでは?と考え始めています。
さてそこで、今回はまず、教職を退職された方々の強みとオンライン上での学習支援の利点を合わせて、リストアップし、今後の検討の材料としてみようと思います。
1. 経験豊富な教職者の強み 退職された教職者の方々は、豊富な教育経験を持っており、生徒に対して効果的な指導がで きるという強みがあります。特にオンライン教育の重要性が高まっている現在、このような経験を活かして、個別指導や専門分野に特化した教育が可能です。 2. 全国展開のメリット オンラインならではの利点として、地理的な制約がありません。全国から参加可能な教職者の方々のご協力を頂くことで、幅広いニーズに対応したオンライン塾を構築できます。 3. コミュニティの構築 教職者同士のネットワークを作り、協力体制を整えることで、互いの知識やスキルをシェアできる場を作ることができます。これは、塾の質を高め、参加する教職者の方々にとっても自己成長ややりがいを感じられる場になるのではないでしょうか? 4. 技術サポートと研修 オンラインでの教育に慣れていない方もいるかもしれませんので、必要に応じて技術面でのサポートを提供することで、スムーズな移行をサポートできます 5. 市場の需要 現在、オンライン学習の需要は非常に高まっています。特に、中学生や高校生向けの英語指導は、受験を見据えた需要が強い分野です。経験豊富な教職者が指導する塾という強みを前面に打ち出せば、信頼を得やすく、広がりやすいビジネスモデルとなる可能性は高いと思われます。 6. 将来的な拡張性 オンライン塾は、英語だけでなく他の教科やスキルにも拡大する可能性を秘めています。教職者の方々のスキルを活かして、総合的な学習支援を提供することで、より多くの生徒に対応できるようになるのではと感じます。 |
ざっと、思いついただけでも、このような強み・利点が上がるように思います。経験豊富な教職者の皆様の力が活かされる場を提供させて頂くことで、オンライン教育の良さを最大限に引き出す可能性を秘めていると感じます。生徒や保護者の方々に向けて「信頼できる経験豊富な教職者による指導」というブランドを築くことができたらと思うのです。
もちろん、現時点では確固たる方策があるわけではありません。今後具体的なことを色々考えて行かねばならないとは思います。必要に応じて、多くの方のご意見・アドバイスにも耳を傾えて行かねばと考えています。
また、最初は英語だけに限りますが、でもチャンスがあれば他教科にも広げていきたいとも考えています。
こんな取組みに、もしご興味・ご関心を持って頂ける方がいらっしゃいましたら、是非お声をおかけください。是非ご一緒にお話ができれば・・と思ってやみません。
※当塾HPのお問い合わせサイトより、ご連絡を頂ければ幸いです。
オンライン英語専門塾ロックヒルズ
塾長 石塚弦一郎